スイスの時計ブランドとして知られるモーリスラクロアは、近年「アイコン」を中心に人気を高めている一方で、「モーリスラクロアは恥ずかしいのでは?」と不安に感じる人も少なくありません。
特に高級時計選びでは、ブランドの格付けや評判、資産価値が気になりますよね。
また、モーリスラクロアを着けていて周囲からどう見られるのか、不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、モーリスラクロアが恥ずかしいと言われる理由の真相や、時計好きから高く評価される理由について詳しく解説します。
- モーリスラクロアが恥ずかしいと言われる理由
- 時計通から評価される本当の実力
- 人気モデル「アイコン」の魅力
- 評判や格付け、資産価値の実態
モーリスラクロアは恥ずかしいと言われる理由とは?
結論から言うと、モーリスラクロアが恥ずかしいブランドという事実はありません。
ただし、高級時計市場の中で独特な立ち位置にあるため、一部で誤解されることがあります。
実際には時計好きから高い評価を受けているブランドですが、知名度や価格帯の影響でネガティブな印象を持たれるケースもあります。
まずはモーリスラクロアが恥ずかしいと言われる理由を見ていきましょう。
知名度がロレックスやオメガより低いから
モーリスラクロアが恥ずかしいと言われる最大の理由は、一般知名度の低さです。
ロレックスやオメガのような世界的知名度を持つブランドと比較すると、モーリスラクロアを知らない人は少なくありません。
そのため、高級時計に詳しくない人からは「どこのブランド?」と思われることがあります。
しかし、これは品質の問題ではなく認知度の問題です。
モーリスラクロアは1975年創業のスイスブランドであり、時計製造の聖地セイネレジェに拠点を持っています。
むしろ時計愛好家の間では「知る人ぞ知る実力派ブランド」として認識されており、一般受けよりも本質的な価値を重視する層から支持されています。
時計愛好家の間で有名で一般的に知名度の低いブランドほど価値のあるものはないと個人的に思います。
知名度だけで時計の価値が決まるわけではありません。
価格帯が手頃で高級時計に見られにくいから
モーリスラクロアは10万円〜30万円台が中心のため、一部では安価な時計という印象を持たれることがあります。
高級時計市場では100万円を超えるモデルも珍しくないため、比較対象によっては手頃な価格帯に見えるのも事実です。
その結果、「高級時計を買えなかった人の妥協案」と誤解されることがあります。
しかし実際には、同価格帯でここまで丁寧な外装仕上げを実現しているブランドは多くありません。
ケースやブレスレットにはサテン仕上げとポリッシュ仕上げが巧みに使い分けられています。
価格だけで価値を判断すると見落としがちですが、モーリスラクロアはコストパフォーマンスを重視した戦略によって高品質を実現しているブランドです。
アイコンがロイヤルオークに似ていると言われるから
代表モデルのアイコンがオーデマ ピゲのロイヤルオークに似ているという声もあります。
一体型ブレスレットやスポーティーなケースデザインなど、近年人気のラグジュアリースポーツウォッチの要素を持っているためです。
そのため、一部では「パクリではないか」と指摘されることがあります。
ただし、アイコンのルーツは1990年代に発売された自社モデル「カリプソ」にあります。
2016年に登場したアイコンは、そのカリプソを現代的に進化させた後継モデルです。
時計通からは単なる模倣ではなく、ラグスポのデザイン文法を取り入れながら独自の魅力を作り上げたモデルとして評価されています。
そのため、実際にはネガティブな評価ばかりではありません。
モーリスラクロアは恥ずかしくない?時計好きからの評判
モーリスラクロアは一般層よりも、むしろ時計好きから高く評価されるブランドです。
特に外装仕上げや技術力、価格以上の満足感は多くの時計専門家からも評価されています。
なぜモーリスラクロアが支持されているのかを詳しく見ていきましょう。
外装仕上げの完成度が高い
モーリスラクロア最大の強みは、価格を超えた外装品質にあります。
アイコンのケースやブレスレットには細かな面取りが施され、サテン仕上げと鏡面仕上げが美しく共存しています。
特にエッジ部分のポリッシュ加工は、実機を見ると想像以上の高級感を感じられます。
文字盤には高級時計でも採用されるクル・ド・パリ装飾が施されており、光の当たり方によって表情が変化します。
写真だけでは伝わりにくい部分ですが、実物を見ると価格以上の質感に驚く人も多いです。
時計好きがモーリスラクロアを高く評価する理由は、こうした細部へのこだわりにあります。
単純なブランド名だけでは測れない魅力があるのです。
マニュファクチュールとしての技術力がある
モーリスラクロアは単なるデザイン重視のブランドではなく、技術力も兼ね備えています。
2006年には自社製クロノグラフムーブメント「ML106」を開発し、マニュファクチュールとしての実力を証明しました。
時計業界では外装だけでなく、ムーブメント開発能力もブランド評価の重要な指標です。
さらに上位コレクションであるマスターピースでは、レトログラードやスクエアホイールなど独創的な複雑機構も展開しています。
こうした技術的な挑戦は、多くの時計ファンから高く評価されています。
モーリスラクロアは派手な広告戦略よりも製品力を重視してきたブランドです。
そのため一般知名度以上に、時計業界では確かな評価を獲得しています。
時計通からコスパの高さが評価されている
モーリスラクロアは「価格以上の満足度」を得られるブランドとして有名です。
特にアイコンシリーズは20万円〜30万円台で購入できるにもかかわらず、50万円クラスに見えるという評価も少なくありません。
時計専門メディアや愛好家コミュニティでもコストパフォーマンスの高さが話題になります。
ラグスポ人気が高まる中、多くの競合ブランドが価格上昇を続けています。
その中でモーリスラクロアは比較的手の届きやすい価格を維持してきました。
見栄ではなく品質を重視する人にとって、モーリスラクロアは非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
モーリスラクロアのアイコンが人気の理由
モーリスラクロアを語るうえで欠かせないのがアイコンです。
現在のブランド人気を支える中心モデルであり、多くのユーザーがアイコンをきっかけにモーリスラクロアを知っています。
ラグスポとして完成度が高いデザイン
アイコンは現代ラグスポの魅力を手頃な価格で楽しめるモデルです。
特徴的な6本のアームを持つベゼルや一体型ブレスレットは高級感とスポーティーさを両立しています。
さらにクル・ド・パリ装飾が施された文字盤も所有欲を満たしてくれます。
2016年の登場以来、アイコンはモーリスラクロアの代表作として急速に人気を拡大しました。
特に若いビジネスマンから支持を集めています。
ラグスポが欲しいけれど100万円以上は難しいという人にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。
200m防水など実用性が高い
アイコンは見た目だけでなく実用性も優秀です。
多くのラグスポモデルが100m防水前後なのに対し、アイコンは200m防水を備えています。
日常生活はもちろん、レジャーシーンでも安心して使用できます。
さらに堅牢なケース構造と優れた装着感により、長時間着用しても疲れにくいのも特徴です。
仕事でも休日でも活躍する万能な腕時計といえるでしょう。
デザインと機能のバランスが取れていることが、アイコン人気の大きな理由になっています。
イージーチェンジャブルで使い勝手が良い
工具なしでベルト交換できるイージーチェンジャブル機能も人気の理由です。
金属ブレスレットからラバーストラップへ簡単に変更できるため、ビジネスとプライベートの使い分けが容易です。
通常であれば時計店で行う作業を自宅で数秒で完了できます。
複数のストラップを所有している人にとっては非常に便利な機能です。
1本の時計でさまざまな表情を楽しめるため、コストパフォーマンスの高さにもつながっています。
モーリスラクロアの格付けや評判は?
モーリスラクロアの格付けについて気になる人も多いでしょう。
実際の立ち位置や評判を客観的に見ていきます。
ミドルラグジュアリー帯での立ち位置
モーリスラクロアはミドルラグジュアリークラスを代表するブランドです。
ロレックスやパテック フィリップのような超高級ブランドとは異なりますが、ハミルトンやオリス、ロンジンなどと比較されることが多い存在です。
一部ランキングでは低い順位になることがありますが、それは数百万円クラスのブランドと同じ土俵で比較されているためです。
20万円〜50万円前後の価格帯で考えれば、品質やデザインの評価は非常に高い部類に入ります。
モーリスラクロアを愛用する芸能人
モーリスラクロアは実力派俳優にも支持されています。
玉山鉄二さんや鈴木亮平さんが着用している事例が知られており、誠実で知的なイメージとも相性が良いブランドです。
派手な成功アピールではなく、自分の価値観を大切にする人が選ぶ時計という印象を持たれることもあります。
そのためビジネスシーンでも嫌味になりにくく、好印象につながりやすいのが特徴です。
スイスブランドとしての信頼性
モーリスラクロアはスイスメイドを貫く正統派ブランドです。
本社はスイスのチューリッヒにあり、製造拠点は時計産業で有名なセイネレジェに置かれています。
親会社の歴史は1889年までさかのぼり、日本とも古くから取引実績があります。
時計業界では決して新参ブランドではありません。
確かな歴史と製造体制を持つことから、品質面で不安を感じる必要はほとんどないでしょう。
モーリスラクロアは高騰している?資産価値を解説
近年の高級時計市場では価格上昇が続いています。
モーリスラクロアも例外ではなく、資産価値に注目する人が増えています。
アイコンの価格推移
モーリスラクロアの価格は近年大きく上昇しています。
アイコン オートマティック42mmは2021年頃の約22万円から2024年には約34万円台まで値上がりしました。
背景には円安や原材料高騰に加え、ブランド価値向上戦略があります。
実際にプレミアムブランドへの移行が進んでいます。
2025年には創業50周年を記念した「1975」コレクションや新作アイコンも発表されており、ブランドの勢いは続いています。
リセール率の実態
資産価値はあるものの、ロレックス級ではありません。
一般的なアイコンのリセール率は50〜65%程度とされています。
機械式時計としては十分健闘している水準です。
定価超えを狙う投資対象ではありませんが、大きく価値が下がるブランドでもありません。
時計として楽しみながら資産価値もある程度維持したい人には向いているブランドです。
資産価値が期待できるモデル
限定モデルは通常モデルより高い評価を受ける傾向があります。
ターコイズ文字盤のサマーエディションや限定コラボモデルなどは中古市場でも人気があります。
また日本市場では39mmサイズの需要が高く、売却時にも有利になりやすい傾向があります。
将来の価値を重視するなら、限定モデルや人気サイズを選ぶとよいでしょう。
(出典:WEB Chronos)
モーリスラクロアは壊れやすい?購入前の注意点
モーリスラクロアは基本的に信頼性の高い時計ですが、機械式時計ならではの注意点もあります。
長く愛用するために知っておきたいポイントを紹介します。
切替車の摩耗に注意
手巻きの頻度が多すぎると内部パーツに負担がかかる場合があります。
特にML115系ムーブメントでは切替車の摩耗が指摘されることがあります。
リューズ操作時に異音が出る場合は点検を検討しましょう。
ただし適切な使用方法であれば過度に心配する必要はありません。
機械式時計として一般的なメンテナンスを行えば長期間使用できます。
ベゼルパーツの脱落リスク
アイコン特有の注意点として、ベゼルのアーム部分があります。
アイコンの象徴でもある6本のアームはネジで固定されている構造です。
そのため、長期間の使用や強い衝撃によってネジが緩む可能性があります。
万が一パーツを紛失すると入手は容易ではありません。
特に並行輸入品の場合は部品調達に時間がかかることもあります。
定期点検を受けながら使用すれば大きな問題になるケースは少ないため、過度な心配は不要ですが、長く愛用するならメンテナンスを意識しておきましょう。
正規品と並行輸入品のメンテナンス差
購入時に意外と見落とされるのがアフターサービスの違いです。
モーリスラクロアでは、正規店購入者向けのサービス制度が充実しています。
クラブジャパン登録者はオーバーホール料金が優遇されるため、長期的な維持費を抑えられます。
一方で並行輸入品は修理費用が約1.7〜2倍になるケースもあります。
購入価格だけを見ると並行輸入品が魅力的ですが、維持費まで含めて比較することが大切です。
長く使う予定なら、正規店購入のメリットも十分に検討する価値があるでしょう。
モーリスラクロアはどんな人におすすめ?
モーリスラクロアは万人向けのブランドではありません。
しかし、価値観が合う人にとっては非常に満足度の高い選択肢になります。
人と被らない時計を探している人
周囲と同じ時計を避けたい人には特におすすめです。
ロレックスやオメガは魅力的なブランドですが、その分所有者も多くなります。
一方でモーリスラクロアは知る人ぞ知る存在のため、街中で被ることが少ないです。
それでいて高級感や品質は十分に備わっています。
個性と実用性を両立したい人には理想的なブランドといえるでしょう。
自分らしい時計選びを楽しみたい人ほど満足しやすい傾向があります。
本質的な価値を重視する人
ブランド名より時計そのものの完成度を重視する人に向いています。
モーリスラクロアは派手なステータス性よりも、仕上げや装着感、技術力などの実質的な価値で評価されてきました。
時計好きの評価が高いのもそのためです。
見栄のためではなく、本当に良い時計を選びたい人に支持されています。
価格以上の満足感を求めるなら有力候補になるでしょう。
2本目・3本目のラグスポを探している人
高級時計をすでに所有している人にも人気があります。
実際にはロレックスやオメガのオーナーが、普段使い用としてアイコンを選ぶケースも少なくありません。
傷を気にせず使いやすく、それでいてラグスポらしい高級感も楽しめるからです。
オンオフ問わず活躍する万能さも評価されています。
セカンドウォッチとして選んでも後悔しにくいブランドといえるでしょう。
モーリスラクロアは恥ずかしい?まとめ
当記事ではモーリスラクロアは恥ずかしいのかについて紹介しました。
モーリスラクロアが恥ずかしいと言われる主な理由は知名度や価格帯による誤解です。
しかし実際には外装仕上げや技術力への評価が高く、時計好きから支持されている実力派ブランドです。
代表モデルのアイコンはラグスポとして完成度が高く、200m防水やイージーチェンジャブルなど実用性も優れています。
また近年は価格上昇や限定モデル人気により、資産価値にも注目が集まっています。
確かにロレックスのような圧倒的な知名度や資産価値はありません。
しかし、モーリスラクロアは「本質的な価値を理解して選ぶ時計」として非常に魅力的な存在です。
モーリスラクロアが気になっているなら、周囲の評判だけではなく実機を手に取り、自分自身の価値観で判断してみてください。

